普通形で留意すること(3) 間違えやすいもの

動詞を見てグループを間違えやすいもの

初級が終わっても、意外と普通形がスムーズに言えないものを発見しました。

φ(..) …友達をはげてあげました。
( ・ω・)? 髪の毛、なくなっちゃったの?

「励ます」を、ます形・2グループと勘違いしたようです。今回は普通形・ます形の間で間違えやすいものをご紹介したいと思います。

(1)「励まします」「禿げます」

ます形: 励まします[hagemas-imasu]/禿げます [hage-masu]
普通形: 励ます  [hagemas-u]  /禿げる  [hage-ru]

初中級ということもあり、普通形しか扱いませんでした。教科書の語彙リストも全部普通形だったので…。しかし、無垢な学習者(?)たちはマス形と勘違いしたようです。たしかに「励ます」をマス形ととらえると「はげ-ます」で2グループですね。でも、マス形「はげ-ます」は、頭の毛が無くなるほうです。そもそも、一緒に使う助詞が違うので文意は通らないのですが、注意したほうがいいですね。

他にも探してみました。幸いにも「励ます」以外に[emasu]の物はないので、そこまで心配しなくてもよさそうです。ほかに普通形で語末に「ます」がつくものは、「くらます」「冷ます」「覚ます」「だます」「増す」「持て余す」などです。

(2)マス形・1グループの動詞の「…します」

ます形:話します 消します / 勉強します 予習します
普通形:話す   消す   / 勉強する  予習する

「話します」を「話する」、「消します」を「消する」のように間違えることがあります。1グループであるのに、3グループと見なしてしまっているからです。(; ・`д・´) 気持ちはわからなくもないけど…。

「漢語+します」と言われても、「話+します」もそう見えてしまうので、仕方がないでしょう。1グループの語幹の確認、3グループの漢語部分が名詞であることなどからアプローチする感じですかね…。これといって教え方はないんですが、「この動詞はこのグループ」と明確に示したほうがいいタイプの動詞でしょう。

『みんなの日本語1』に出てくる、1グループの「…します」の動詞は以下のものです。

押します、思い出します、返します、貸します、消します、出します、直します、話します、回します

*みん日では「引っ越しします(3)」ですが、「引っ越します」は注意が必要です。

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