「雪だるま式」に増えるもの

雪だるま式に増えるもの

「雪だるま」は絵の通り、雪で作るだるまです。「だるま」といってしまうと、赤い顔だけのだるまを想像してしまいますね。もっと人に近い、可愛らしさがあると思いますけど…雪の塊を2つか3つ重ねて作るのが、一般的なもののようです。

さて、「雪だるま式」です。ドラマを見ていて、「借金が雪だるま式に増えていったんですよ」というのを聞きました。

「雪だるま式」で使うのって、借金とか負債だけ…?? (・ω・ )

雪だるまは借金とは無縁ですが、不思議だなと思いました。

「雪だるま式」と「-式」の辞書の意味

明鏡国語辞典より引用します。

ゆきだるま-しき【雪達磨式】
雪だるまを作るときは雪の塊を転がし、雪をつけて大きくすることから、次から次に積み重なって、どんどん増えていくこと。「雪だるま式に借金が増える」

 

しき【式】 2.接尾
そのような形式・方法である意を表す。
「和式・洋式・旧式・公式・単勝式・芋蔓式・スパルタ式」

絵のように、雪の塊をコロコロしていくと、だんだん大きくなります。まるで膨らんでいく様を表しているようです。

借金や負債だけではない

「雪だるま式に」を完全一致のキーワードとして、Googleで検索してみました。(かる~く見てみただけなので、参考程度に…)

「借金」「負債」「赤字」「(借金の)利息」「負担」など、想定の言葉があり、「収入」「配当」「稼ぐ」など、お金関係の言葉がありました。「友達」「リピーター」「英語力がのびる」というものも…

直感的に、「友達」と「リピーター」は変な感じがしました。

a. 返済が滞ると、借金が雪だるま式に増える。
b. 投資をすると、収入が雪だるま式に増える。
c. このサークルに入ると、友だちが雪だるま式に増える。

「雪だるま式」を除いても文は成立します。そこに副詞的な「雪だるま式に」を入れてみると…。お金関係はいいのかな、と思えます。なぜか、ネガティブなことば(借金など)のほうがしっくりきます。

雪の塊をコロコロして大きくするというのは、もともとある雪に、さらに雪を付着させていき、その結果、大きくなること。お金がお金によって、増大していくのは雪の塊に近そうですが、人が人によって増えていくのは、雪の塊のイメージと違うんですよね。

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