「形容詞語幹+め」の例外

大きめ、細め、薄め、「濃いめ」

電子辞書を見ながら、(´-ω-`)なんかネタが無いかな~と探していました。『言葉の作法辞典』(学研 2003)というのを読んでみて、気になるものを発見。

「形容詞の語幹+め」:多少そのような傾向や性質を持っていることを表す
*「い形容詞の語幹」と補足しておきます。

大きい → 大き+め → 大きめ
細い  → 細+め  → 細め
薄い  → 薄+め  → 薄め

この項目では、「濃いめ」とは言うが、「薄いめ」とは言わないと書いてありました。「濃い」は例外ということになります。

×濃い → 濃+め  → こめ…(´・ω・`)
○濃い → 濃い+め → 濃いめ

理由は想像できます。「濃い」の語幹は「濃(こ)」一文字だからです。「濃いめのコーヒー」が「こめのコーヒー」では、通じません(笑)辞典は「濃いめ」「薄め」の話だけでしたが、もうちょっと検証してみました。

い形容詞の語幹が一文字のもの

( ・ω・) ほかに形容詞の語幹が一文字のものは無いのか…

「良い(いい・よい)」と「無い(ない)」です。

(´・ω・`) でも、「良いめ」も「無いめ」も変…。

「良い」と「無い」は、例外というよりも、そもそも使われていないものです。冒頭の「~め」の表すところから考えると、「無いめ」が言えないのは分かります。

無いものは無いのです!! \(^o^)/

「無い」は反対語の種類として、「AでなければB/BでなければA」(無い/ある)という言葉です。だから、「多少その傾向がある」ということは示しにくい(示せない?)と考えられます。

では、「~め」を使える形容詞は、「AでなければB」タイプではない、かつ、対になる言葉(反対語)があるものかな~と推測してみました。「大きめ-小さめ」「太め-細め」「濃いめ-薄め」「多め-少なめ」などは問題ありません。それなら、「良い」もOKと言いたいところですが…「良いめ-悪め」の対はどうでしょうか。他のものに比べて、スパッとOKと言えない気がします。「悪めの成績」は許容できますか。

今日の学びは「濃いめ」という例外と、接尾辞の限界です。他の接尾辞についても、また検討したいと思いますが、やっぱり何にでも付けられるわけではなさそうですね。(・_・;)

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