初級漢字の練習

漢字と文法は同時に

日本語学習の最初はひらがな・カタカナから文字を覚えていきます。それと同時に、文法や表現なども並行して学んでいくことになります。ひらがなとカタカナの導入が済むと、漢字へと移っていくと思います。「漢字は膨大…」と思われることは必至(!?)と私自身は感じています…(´・ω・`)うーん。

しかし、漢字「だけ」覚えると、やっていられないと思うので、「文の中の漢字」を意識させたいと思いました。ちょっとしたことですが、文中の漢字が「あ、これ勉強したし、読める」となることが、モチベーションに繋がると考えています。

方法1:文と絵を対応させる

イラストと既習文法で作った文をいくつか用意します。このイラストの場合、文は「すみません。花びんはどこですか。」です。読めるかどうかを確認するというより、「花びん」という文字と既習事項を合わせて理解できるかどうかを見ます。花の意味から連想していく場合もあるので、まずは漢字と意味が分かるだけでもできる活動だと思います。

方法2:文と絵を対応させ、漢字の読みも問う

方法1にもう1つ負荷をかけるものです。文は「あの、いま、何時ですか。」「えー…三時十五分です」を使います。文とイラストを組み合わせるのはもちろんですが、漢字の部分に下線を引いて、読みも確認します。私はこのタイプの問題を試験に取り入れたことがあります。問題のバリエーションもそうですが、読めなくても、全体の漢字から、意味と状況は分かることもあるからです。(イラストの右の時計には、針を描き込みます)

方法2で、試験に取り入れたときは、もちろん「漢字のテスト」なので、配点は「絵合わせ」より「読み」のほうが高くなっています。(´-ω-`)「読めないけど、漢字の字形と意味はなんとなく覚えている…」ということもあります。最初はそれが結構モチベーションにつながる気がします。初級漢字は、読み書きが当然、というのは後々の話で、現段階では、記号的に捉えられることも大切かと思います。

また、うまくいけば、読解のときのストラテジーの1つにもなると思います。読めないけれど、見たことがあって、意味もだいたいわかるから、状況は読み取れた…ということも。本音は、ちょっとは覚えてきた人の救済策…少しでも得点が取れればということなのでした。

イラストはわずかですが、こちらからダウンロードできます。

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