中級の「誘う」会話

はじめに


この活動は『新日本語の中級』第5課の会話1をベースにしています。サッカーが好きな李さんに、サッカーのチケットを2枚持った小川さんが声をかけるというものです。誘いを受けた後、待ち合わせ日時と場所について確認し合います。その後、李さんが食事に誘うという、2つの誘いが入っています。最後の誘いは付け足しっぽいんですけどね(^_^;)この会話を使って、実際にいろいろなチケットを持って誘ってみるというのがこの活動です。

準備

1)チケットを印刷します。8種類のカードが2セットあります。内容は適当にかえてください。(チケット [Word] [PDF])

<カードの種類>
・クリケットの試合のチケット
・嵐 World Tour @ Tokyoのチケット
・東京BIGサーカスのチケット
・映画(『リング3』)のチケット
・ピザ無料券
・Night Pass(ディズニーランド)
・世界の浮世絵のチケット(美術館)
・Motor Show 2013のチケット

2)路線図も準備します。([PPT] [PDF])

これは会話をする上で、カードに無い情報を探すことになるので、大切なものです。地図から該当する場所を見つけ、駅名を確認させます。さらに、「出口の改札」も指定するので、方角にも気づかせてくださいね!

3)会話スクリプトは教科書のものを使います。

クラスで

1)本文の会話内容の確認を終えます。

2)カードを配布します。8枚のチケットは何のチケットか、全体で確認します。

3)どれか1枚、全体で同じカードを見ながら、会話に合わせて練習します。
*日時の設定は、個々ズレがあってもいいが、開始時間より前にすること。
*駅名と改札については、スライドで確認すること。(もしくはペアごとに配布)

4)会話スタート。

5)まとめ:できたか確認します。

留意点など

●「たしか~、好きだったよね」の内容

チケットの一番上に書いてある内容を言えばうまくいくとは限りません。「たしか『嵐 World Tour』、好きだったよね」は変です。これは事前に「コンサートのチケット」や「音楽」ということを言わないと、変な確認の文をつくることがあります。ディズニーランドも同様です。モーターショーは「たしか、車、好きだったよね」のほうが良さそうです。

●改札口の方角


路線図は、駅のどの出口から出ればいいか、分かるようになっています。北口、南口、東口、西口…と。ただ、事前に言わなかったら、気づかないペアが大半でしたね。(・_・;)「台場駅」なら、東京ビッグサイトは西口、Pizza Houseは東口なのです!

●「午前・午後」に加えて、「夕方」や「夜」も…

会話例は「土曜日の午後」という設定になっているので、学生たちもチケットの時間を見て、「午前」「午後」の選択はできていました。しかし、20時からの映画の話で「午後」というのはどうなんでしょうか。午後8時なので、午後であることは間違ってはいませんが、「日曜日の午後」ですと言われて、20時の約束ではびっくりします。「午後」はやはりafternoonです。時間帯に合わせて、「夕方」や「夜」という表現も使わせたほうがいいと感じました。

●応用編は「誘いを断る」

『新日本語の中級』第5課の会話1の定着を図る活動でしたので、断る表現はここでは扱いませんでした。予定表を作って日程的に無理にするか、興味が持てないからウソでごまかすなど、いろいろ考えられます。会話2もやったあとに、もう一度、誘う・断るを混ぜてやるのも良さそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください