道具の使い方の説明 -クラス全体でがやがやと-

操作方法を説明を全体で

道具の使い方を説明させて思うのは、「何が重要で、何が重要でないか」ということです。洗濯機の使い方一つとっても、どこから始めるのかが違います。

ある人は、コンセントを差し込むところから。
ある人は、洗濯物を色分けするところから。
ある人は、水道管をつなぐところから。(つないであるでしょ!)

(´・ω・`)常識的に考えてさ…と思いますが、私も人のことは言えません。

某所の英語の中間試験で「コーヒーメーカー」の使い方の説明をする課題がでました。(今思おうと、使ったことがないタンクが横に付いているものでした。悪問…。)いざ説明するとなると、考えてしまって、説明の順序が変になるんですよね。普段は考えずに体感的にやってしまていますし…。

ある程度、方向性をみんなで決めながらやろうと思い、ペアワークではなく、クラス全体で共有することにしました。

(1) PCの操作方法の説明

ウォーミング・アップをかねて、Wordで行うごく普通の操作を説明してもらいました。あらかじめ、ワードでこのようなテキストを作っておきます。

私(教師)がPC初心者の老人となり、プロジェクターで画面を映しながら、やり方を聞きます。学生は順番に操作方法を教えます。ツールバーにあるボタンを指示してほしいという思惑とは裏腹に、「右クリック」を多用する結果となりました(笑)だんだん操作が単調になってきますが、こちらはわざと間違えたりすると、ちょっとは現実のコミュニケーションっぽくなります。(^^)

(2) 電気製品の使い方

写真や絵を見せながら、使い方をできるだけ簡単に説明してもらいました。順序を表す表現も忘れずに…。そして、どこまで説明したか、たいていわからなくなります。そのため、説明を聞きながら、板書ならぬ打ち込みをしていきます。間違いを訂正する際にも、可視化されて良いのではないでしょうか…。(イラストは教育用画像素材集のものです)

結果として、出来上がったものは、こんな感じでした。

  • まず、プラグをコンセントにさします。
  • 次に、スイッチを入れます。
  • それから、つまみを回して、適当な種類を選びます。 ←生地の種類
  • そして、ハンカチを机の上にちゃんと置きます。
  • 今度は、2~3分待ちます。
  • そして、ハンカチに水を少しかけます。 ←アイロンに水を入れないタイプ
  • それから、ハンカチにアイロンをかけます。
  • 使ったら、アイロンは立てて、置いてください。
  • ハンカチをたたみます。

まあまあ良いでしょうか。ハンカチをたたむとか、そういう道具から離れた付随する動作も入ります。アイロンで良かった点は、アイロンの置き方(注意点)を入れたところですね。

絵や写真を見せるわけですが、シンプルかつ最低限の機能のあるものがいいしょう。あとは、学習者の環境にあるものを選ぶ必要があります。最初に悪問といったコーヒーメーカーは、やはり「使ったことがない」人が多数でした。できたのは、アイロン、ミキサー、コピー機、洗濯機ぐらいでした。

全体で共有したことによって、異論があれば、横槍が入り、活発になりました。しかし、収集がつかなくなることがあるので、うるさくなります(^_^;)

改善策としては…

1) 5人組を作り、家電を1つ与えて、1人1文という制約で説明を作らせる。

2) グループごとに発表する。(教師は説明を打ち込む)

3) 全員で討議する。

難易度を上げるなら…

1) 家電名と番号を書いた紙をランダムに配る。
ex. 【アイロン1】【アイロン2】…【アイロン5】(アイロン以外も)

2) 教師が提示した写真を見て、1番の人から説明を始める。(1人1文)5番の人で説明が終わるように、お互いに何とか調整する。

3) 教師が打ち込みをしておき、全員で討議する。過不足の調整をする。

1番の人は楽、その間から5番の人が大変という課題です。今度やってみたいと思います。5人というのがちょうどいいかわかりません。長い説明は、要点が絞り込めていないということになりますから、人数は多すぎないほうが良いでしょうね。

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