ごみの分別・リサイクル

ご近所トラブル

ごみの分別方法は、住む場所によって、ルールが違うので、日本人でも慣れるまで苦労しますね…。外国人にとっても、慣れるまでが大変だと思います。以前、ニュースで、ごみの出し方が間違っていて、ご近所同士がもめて、気まずい状態になったという話も見たことがあります。私は地域の日本語教室で教えていたこともあったので、文化学習の1つとして、「ごみの分別とリサイクル」について授業で取り上げました。

前半:ごみの分別

まず、「ごみの分け方」の確認です。ごみのカードを使いながら、グループで「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」などに分けていきます(方法は、学習者が住んでいる各自治体に合わせてください)。できたら、「これは何のごみですか」と聞きながら、意見を出し合いつつ、答え合わせをします。次に、「ごみの出し方」です。「中をきれいに洗ってから捨てる」「ラップの箱の金具を取る」など、実物で確認しました。最後に、それぞれの国ではどうかということを話しました。

後半:それは本当にごみですか

後半は「リサイクル」について考えました。まず、「ごみ箱の中のもの」を再利用する方法を考えてもらいました(一応、こちらの答えも準備しておきますが、学習者の答えを中心に進めます)。その後、「ごみを減らす方法」について、グループで意見をまとめました。このとき、ごみの有料回収についても触れました。粗大ごみは「有料+事前連絡」が必要な地域だったからです。

「教える」<「考えさせる」

すでに日本に滞在している人が対象だったので、普段の生活を振り返るテーマだったと思います。ごみの分け方やリサイクル方法を教えるというよりも、自分で判断したり、自分の行動を考えてもらうことに重きをおいたつもりです。日本語は、それを相手に伝えたり、ごみに関する用語を理解するためのものとして使いました。

私の意識としては、「日本を去るとき」のことも視野に入れていました。粗大ごみや家電を、普段と同じようにごみ置き場に置かないこと。日本人にも言えることですが、「知らない」からそうしてしまうのです。そういうことで「外国人は…」「○○さんは…」とマイナスの印象になってしまうのは残念です。頭の片隅にでも、ごみをどうするか、という意識があれば、防げる問題です。1回の授業ですべて行わなくても、ごみの捨て方を知っているか、日本に暮らし始めた段階で伝えることも大事だと思います。

ごみカードはこちらからダウンロードできます。

この活動のプリントはこちらからダウンロードできます。

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