質問に自分なりの答えを。

会話の練習では、学習者同士で行うことが多いですが、聴解の練習では質問者は日本語母語話者にできます。実際のコミュニケーション場面を意識して、日本人からの質問を聞き、それに対する答えを作る練習です。「答え方は1つではない」ことを強調したいと思います。

準備
ワークシート(シートなしで口頭で答えさせることも可能)

進め方
1)まず「状況」を提示します。初級前半では、「初対面の日本人に質問された」という設定にしました。レベルが高ければ「自国の観光案内所に日本人がやってきて…」という設定もいいと思います。

2)質問に対する「自分の答え」を書くように指示します。ここで「わかりません」や「わすれました」という回答例も教えます。もちろん、自分自身のこと(誕生日など)に対して使った場合は、不適切だと指摘します。

3)質問を聞いて、答えを書く、もしくは、口頭で言う。

4)個別に答えを確認して、全体で回答例を共有する。

コメント
できるだけ、「1回しか聞けない」としたほうがいいと思います。もう1回聞きたい場合には、「『もう1回、お願いします』と言ってください」と指示しておくと、それも現実に合ったやりとりだと思います。

「聞いて答えを書く」活動をしておいて、翌週、「聞いて口頭で答える」活動を復習としてやるのも良いと思いました。回答例はプリントを見れば思い出せますし、覚えてあれば即答できるようになります。「質問を聞いて即答する練習」なら、状況設定なしで、既習の表現をバンバン出していくのも良さそうです。やっぱり、「回答は同じパターンでもいいけれど、決して1つではない」と意識させることが、柔軟な対応力を養うのではないでしょうか。

ワークシートはこちらからダウンロードできます。

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